ストレスが病気の原因に　　

ストレスが病気の原因に

ストレスをただ感じるというだけならまだしも、ストレスというのは本当に厄介で、心だけでなく、体を壊してしまう、病気になってしまうということがあります。

ストレスを大きく感じると、まず、脳の視床下部という部分が、感知します。そこから神経系統、内分泌系統へストレスが伝えられ、自律神経という神経が、体の各期間に、「ストレスを感じているぞ！」と伝達してしまいます。

そこで最初に起こること、それは、呼吸や血圧の変化です。また内分泌系統では、何とか体をしっかりしよう・・と、ホルモンのバランスを保とうと、活動を開始します。

こういった活動から、心の病、うつ病や神経症、心身症といったやっかいな病気を引き起こします。また体にもストレスが病気という形で現れることも珍しくありません。円形脱毛症や神経性胃炎・・内臓疾患の原因がストレスということは少なくないのです。

ストレスによって不安感が強くなると、血管が収縮してしまいますから、血液、血管などの状態にも影響があります。このように、ストレスは、病気となって症状を表すことがあります。

ストレスを感じていない、という方でも、神経性胃炎となって、何らかのストレスがあったんだ・・と感じる場合もあります。